ヴィエンチャンのバスターミナル

鉄道がまだまだ発達していないラオスでは、観光客、現地ラオス人ともに車が重要な移動手段となっています。
近距離ではトゥクトゥクを利用しますが、中長距離の移動ではバスの利用が有用です。

ヴィエンチャンには3つのバスターミナルがあり、目的地によって使用するバスターミナルが異なります。

1.タラートサオ・バスターミナル
タラートサオ(モーニングマーケット)の横にあるバスターミナルで、ヴィエンチャン近郊に向かうバスが発着します。

Vientiane Bus
Time table of BUS

友好橋、ブッダパーク、ビアラーオ工場、ターラート(ナムグムダム)、バンビエンなどはここから発着します。
バス自体は、日本メーカーの旧型が多くみられます。
かなり古いものが多く、フロントガラスにひびが入っていたりします。エアコンは付いていないので、窓は全開にして走ります。
Vientiane Bus
Vientiane Bus

また、タイのノーンカーイ、ウドーンターニーへ向かう時もこのバスターミナルを利用します。
タイを行き来する国際バスは新型で、快適です。
International bus, Vientiane-Nongkhai

2.ヴィエンチャン・バスターミナル(南バスターミナル)
ヴィエンチャン中心部から少々離れており、ラオス大学(ドンドック)方面にあるバスターミナルです。
パークセー、サワンナケート、ターケークなど南部およびベトナムへの国際バスが発着します。
基本的に南部は平地なので、山道は無く、平坦で直線な道が続きます。

普通バスとVIPバスがあり、VIPバスは快適です。
これはサワンナケートからヴィエンチャンまで乗った夜行のVIPバスです。エアコンは効きすぎるほど効いていますが、毛布も使えるので快適です。
VIP BUS

3.T2バスターミナル(北バスターミナル)
ヴィエンチャン中心部からワッタイ国際空港方面に2km程行ったところにあります。
ルアンパバーン、ウドムサイ、シェンクワン、ルアンナムターなど北部へ行くときに利用します。
基本的に北部は山岳地帯なので、ここから発着するバスは険しい山道を通ると思ってください。

このバスターミナルの前は何度も通っていますが、唯一利用したことはありません。
バスでルアンパバーンへ行く方は、このバスターミナルを利用します。10時間ほどかかり、途中でかなり険しい山道を通るので覚悟が必要だと思います。

私は、バンビエンからルアンパバーンまでバスで行きました。
From Vanviane to Luang Prabang by bus
From Vanviane to Luang Prabang by bus

かなりハードな旅ですが、途中の山道で山頂にある集落などを見ることもできるので、時間と体力がある人は利用するのも良いですよ。
From Vanviane to Luang Prabang by bus

タートダム That Dam

タートダムはヴィエンチャン中心部にある16世紀に建立された塔で、当時は金属で覆われていたそうです。
現在はレンガとコンクリートがむき出しになっているため、黒色に見えます。
ちなみに、タートダムのダムは黒という意味です。

That Dam, Vientiane Laos

塔に草が生えていますが、これは草刈りをして間もないためそれほど育っていません。
しかし、これらの草はあっという間に成長して、塔を覆ってしまいます。
たまに草刈りを行っているようです。

この形、レンガとコンクリートの素材、そして無防備に草が生い茂る姿など、今のラオスらしさが表れています。
現在のヴィエンチャンは、市内の道路、マーケット、メコン川沿いの堤防など開発が進んでいて、近いうちにこのタートダムも綺麗に改修されてしまうのではないかと思います。

私個人としては、今のラオスがとても好きで、その雰囲気を醸し出すこのタートダムは、ずっとこの姿であってほしいと願っています。

ラオスの交通事故

ラオスでは、都市部の幹線道路が舗装され、地方の道路も次々と舗装されています。
また、車を購入できる富裕層が増え、またオートバイを購入できる庶民も増えています。

そして、オートバイと車が日を追うごとに増えているのです。

オートバイのヘルメット着用は義務付けられていますが、3人乗りや4人乗りは大丈夫なようですし、バイクに過剰な荷物を積んで運転している人達もいます。

運転技術や交通マナーはまだまだ未熟といえるのです。
中には免許を持っていなくて運転している人もいるようです。

また、信号は都市部の一部の交差点にしかありません。

このような状況なので、交通事故も当然のことながら多いようです。

私がラオス滞在中は、1ヶ月に1回ほどの頻度で交通事故現場を目撃しました。

これは、ヴィエンチャン中心部で見かけた交通事故で、結婚式後のベンツとオートバイとの衝突のようです。

Traffic accident, Vientiane LaosTraffic accident, Vientiane Laos

また、ヴィエンチャンで聞いた話によると、NGOの外国人がバイクに乗っていて、信号で停止中に足を車に踏まれて指を数本失ってしまったという話も聞きました。

ラオスの主要都市にはレンタルバイク店も多く存在し、バイクを使用すると非常に便利です。
しかし、自分だけ気をつけていても貰い事故ということも考えられるため、運転するときは気をつけて下さい。
あくまでも自己責任ということになります。

ワットシーサケート Wat Sisaket

ワットシーサケート Wat Sisaket

ワットホーパケオの向いにある寺院で、現在は博物館になっています。

1815年建立、幾度となるシャム(タイ)の侵略にあいましたが、現在も原形をとどめているそうです。

本堂(シム、仏堂)
Wat Sisaket, Vientiane Laos

左側に見えるのが本堂で、右側と奥に見えるのが回廊です。
回廊は本堂を360度囲んでいます。
Wat Sisaket, Vientiane Laos

回廊部には、中くらいの仏像と壁面に小さな仏像が安置されています。
Wat Sisaket, Vientiane Laos
Wat Sisaket, Vientiane Laos

本堂内の写真撮影は禁止なのですが、正面に大きな仏像が安置されており、やはり壁面には小さな仏像が安置されています。

Wat Sisaket, Vientiane LaosWat Sisaket, Vientiane Laos

写真右の文章
The small buddha statues in the cloister 6,840 buddha statues.
In side the SYM 2,052 buddha statues.
Total the small one 8,892 buddha statues.
Buddha medium size 120 buddha statues.
Altogether 10,136 buddha statues.
Museum curator
1/9/2008


回廊の小さな仏像は6,840体
シム(仏堂)内に2,52体
小さな仏像の合計は8,892体
中くらいの大きさの仏像は120体
合計で10,136体の仏像が安置されている

ラオスには非常に多くの寺院がありますが、これほど多くの仏像が安置されている寺院はとても珍しいのではないでしょうか。

ヴィエンチャン観光の際は、ぜひご見学ください。

Wat Sisaket, Vientiane LaosWat Sisaket, Vientiane Laos

ラオスの郵便事情と郵便局

ラオスには郵便局はありますが、郵便配達はありません。

ヴィエンチャンの郵便局(タラートサオの前にあります)
Post Office, Vientiane Laos

ちなみに、一部の地域で新聞配達はあります。

ラオス国内で手紙を受け取りたいときはどうするか。

郵便局(Post Office)にP.O.Box(Post Office Box)を持つ必要があります。
P.O.Boxとは、日本でいう郵便局の私書箱のようなもので、郵便局と契約してロッカーのようなものを使用するというものです。

Post Office, Vientiane Laos
Post Office, Vientiane Laos

宛名に都市名とP.O.Boxの番号を書くと、このBoxに配達されるというわけです。

でもこのP.O.Box、ラオスに住む人全員が持っているわけではありません。

では、持っていない人はどのようにして手紙を受け取るのでしょうか。

友人のP.O.Boxを利用させてもらうか、人づてで渡すことが多いようです。

例えば、ヴィエンチャンに住んでいるAさんが、パクセーに住んでいるBさんに手紙を渡したいとします。
1.パクセーに住んでいるCさんが買出しなどでヴィエンチャンに来る
2.Cさんがバスでパクセーに帰るときに、AさんがCさんにBさん宛ての手紙を渡す。
3.Cさんがパクセーに戻る
4.CさんがBさんに手紙を渡す

ラオスは日本の本州と同じくらいの面積で、人口520万人ほどと日本の人口のおよそ1/20で、人々の結びつきも強いので可能なのでしょう。

今はラオスにも携帯電話が普及し、大抵の事は携帯電話で用を足すことができるようになりました。
テクノロジーの普及は、莫大なコストがかかるインフラの整備と比較して、あっという間に広まります。
日本や他の先進国の発展の過程とは大きくことなります。

ちなみに、海外への配達業務には郵便局以外にもEMS、DHLなどがあります。
EMSやDHLは、郵便局のP.O.Boxとは関係がないので、P.O.Boxを持っていなくても配達物を受け取ることができます。
このときは、事務所から英語で電話がかかってくるので、事務所に取りに行きます。

価格ですが、EMSは日本からラオスへの配達よりも、ラオスから日本への配達料金のほうが多少高価格になっています。
DHLは、EMSよりも非常に高価なため、EMSを使用したほうが良いでしょう。

ワットホーパケオ Wat Ho Phakeo

ワットホーパケオもヴィエンチャン観光では外せない寺院です。
ナンプ広場やタラートサオからも徒歩で行ける距離にあり、セーターティラート通りから格式高い姿を眺めることもできます。

Wat Hopakeo

お寺の外壁に沿って、多くの仏像が並べられています。
Wat Hopakeo
Wat Hopakeo

深緑色で艶のある仏像の一体一体、表情、体型が異なり、いつまで見ていても飽きません。

Wat HopakeoWat Hopakeo
Wat HopakeoWat Hopakeo

現在のワットホーパケオは、1936年~42年に修復されたもので、原型とはかなり異なるスタイルになったという説が有力だそうです。
現在は、王の保護寺院であり僧侶はいません。

この寺院はラオスのエメラルド寺院とも呼ばれています。以前、エメラルド仏が安置されていたのでそう呼ばれていますが、現在、エメラルド仏はここにはありません。

ご存じの人も多いと思いますが、タイのバンコクに有名な寺院、ワットプラケオ(エメラルド寺院)があります。
実は、ワットプラケオにあるエメラルド仏は、以前ラオスのワットホーパケオに安置されていたのです。

ワットプラケオ Wat Phra Kaeo と エメラルド仏
Wat Phra Kaeo, Bangkok, ThailandWat Phra Kaeo, Bangkok, Thailand

ラオス人曰く
「タイがエメラルド仏を略奪した」

タイ人曰く
「元々タイに安置されていたエメラルド仏を取り返しただけだ」

ここで、ラオスとタイとの歴史的背景を知る必要があります。

ポーティーサーララート王(ラオス)にランタータイ王国の王女(チェンマイ(タイ人))が嫁いた時に、王女がチェンマイにあったエメラルド仏をラオスのルアンパバーンに持ってきました。
その後、ルアンパバーンからヴィエンチャンに遷都が行われた時に、エメラルド仏を安置するために建立されたのがワットホーパケオです。

しかし、1730年、1828年にシャム(タイ)の侵入により寺院は破壊され、エメラルド仏を持ちさられてしまったのです。
その際、仏像に埋め込まれていた宝石なども一緒に略奪されてしまいました。
この仏像をよく見ると、目のあたりに引っかき傷を見ることができます。
Wat Hopakeo

このような経緯から、先ほど記述したラオス人の考え、タイ人の考えが出てくるのです。

第三者の目から見ると、エメラルド仏がタイからラオスへ移動したときは合意の上での平和的移動ですが、ラオスからタイへ移動したときは武力による移動なので、やはりラオス側が所有するべきなのではないかと思います。

ラオスは度々タイの侵略をうけたこともあり、ラオス人のタイ人への感情は複雑なものがあります。
一方、タイは階級社会で、ラオスは北部の田舎のように思っている人も多いようです。

このブログでも徐々にご紹介しますが、ラオスとタイの関係は複雑で、切っても切れない仲にあるのです。

ちなみに、エメラルド仏は本当のエメラルドではなく、ヒスイでできています。しかしその存在感はエメラルドに匹敵するのではないかと感じられます。

タラートサオ Talat Sao

ヴィエンチャンで一番有名なマーケットがタラートサオ(モーニングマーケット)です。

新棟(タラートサオ・モール)は2007年にオープンした3階建てのショッピングモールで、ラオスでは珍しいエスカレーターが設置された近代的な作りになっています。
Talat Sao, Vientiane Laos

エアコンもバッチリと効いていて、休日にはカップルや家族で遊びに来ている人も多いようです。
1階の入り口付近は吹き抜けになっていて、服、雑貨、化粧品のセールなどが行われています。
たまにイベントが行われていますが、その時にはものすごい人だかりになります。
Talat Sao, Vientiane Laos

タラートサオ・モールで売られている商品は、他の市場と比較するとおしゃれですが高価格となっています。
私もここで、よくラコステのYシャツを購入しました。
日本円で千数百円です。もちろんコピー商品です。
ラオスでは、コピー商品が溢れています。見た目や作りはそれなりにしっかりしているので、現地で着る分には問題ありません。

旧棟は2階建てで、昔ながらの市場の雰囲気を色濃く残しています。
食品を除く家電、携帯電話、雑貨、お土産、服、シンなどあらゆる物が売られています。
売り場がコの字型をしていてとても広いため、慣れないと自分の居場所が分からなくなることもあります。
Talat Sao, Vientiane Laos
Talat Sao, Vientiane Laos

旧棟中央部は、2009年6月現在工事を行っています。
工事は急ピッチで行われていて、ここでもラオスの発展の過程を狭間見ることができます。
Talat Sao, Vientiane Laos

ラオスの雷雨

ラオスの気候は熱帯モンスーン気候で、季節は暑季(3月~5月)、雨季(6月~10月)、乾季(11月~2月)の3つに分けられます。

雨季には雨量が多いのですが、日本の梅雨に降り続くシトシトとした雨とは異なり、今まで晴れていたと思ったら急に大粒の雨が激しく降り、短時間に止むことが多いです。そして、雷を伴うことが多いのです。

降水時間はその時々によって異なりますが、1時間ほどのことが多いように思います。
自転車やバイクに乗っていて、雨がっぱなどを持っていない時に雨が降り出すと、足止めを食らいます。

この雷雨、慣れてくると前触れを察知して、避けることができるようになります。

雷雨の前触れは、
・真黒な雨雲が近づいてくる
・生ぬるい風が強く吹くようになる
です。

通常、ヴィエンチャンでは無風なのですが、にわか雨が降る前に急に風が吹き始めるのです。

これらを察知したら、素早く家に帰るかどこかの宿に入るのが鉄則です。

そうしないと、窮屈な場所で雨宿りをすることになってしまいます。

アジアンロード(T2ロード)にて雨宿りをした時の写真
Thunder in Vientiane Laos

ラオスの雷はかなり激しく、落雷も頻繁にあるようです。

雨季には雷により、ヴィエンチャン市内も度々停電に見舞われます。
その際は、一部の地域が真っ暗になり、室内ではロウソクなどを使って凌ぎます。

手間がかかる雷雨ですが、乾季になると雷雨も懐かしく感じるようになったりします。

パトゥーサイ Patousai

タートルアンとならんでヴィエンチャンのシンボルとなっているパトゥーサイ。
ヴィエンチャン観光では外せません。

一目で見ただけで、フランスのエトワール凱旋門を彷彿させます。

Patousai

凱旋門の直訳が「戦勝のアーチ」であり、フランスの凱旋門自体は戦勝記念碑となっています。
しかし、ラオスの凱旋門は、戦士した兵士の零を慰めるために建立された戦没者慰霊塔となっています。

タラートサオ(モーニングマーケット)前のラーンサーン通りから見ることができます。

Patousai

入場料を払うと、パトゥーサイの内部に入ることができます。

Patousai

内部には、お土産屋さんがあり、ちょっと変わったものも売っています。

Patousai

階段を上るとテラスに出ることができ、ヴィエンチャンを一望できます。

Patousai

Patousai

Patousai

ヴィエンチャンには、せいぜい4、5階建の建物までしかないため(ドーンチャンパレスホテルを除く)、見晴しはとても良いです。
ラーンサーン通りの方向に目を向け、のんびりと走るバイクと車を眺めているとなぜか心が癒されます。
近年、車が急激に増えているので、この光景も日々変化しています。


2008年6月7日撮影

タートルアン That Luang

タートルアンは、ヴィエンチャンにある仏塔でラオスのシンボルであり、国章の中心にも示されています。
ラオス国章
ヴィエンチャン観光では、絶対に外せない観光スポットです。

ルアンパバーンからビエンチャンに遷都した1566年に建設を始めたと言われています。
その後1873年に中国の侵攻で破壊され、1930年代に修復されました。

その後も、タートルアンの外観や周辺の環境は整えられているようです。
ラオスで販売されているポストカードには、現在のタートルアンとは少々形が異なるものが映っているのを見ることができます。
こんなところからも、発展、整備が日々進展しているラオスの姿を伺うことができます。

昼間のタートルアン
That Luang Festival

ライトアップされ夜空に黄金に浮かぶタートルアンはとても神秘的です。
That Luang Festival

毎年10月~12月頃には、タートルアン祭りが行われます。
この日は、ラオス国中の僧侶(クバー)がタートルアンに集まります。
That Luang Festival

また、信仰深いラオスの人々が大勢集まり、お参りや托鉢を行います。
That Luang Festival
That Luang Festival
That Luang Festival

民族衣装を着た綺麗なラオス女性も行進します。
That Luang Festival
That Luang Festival

とても美人ですね。

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言わずと知れた旅行本の王道、地球の歩き方です。 数ある旅行本の中でも、情報量、見やすさなど総合力で一番だと思います。ラオスへ行く人は、とにかく一冊持つことをお勧めします。

英語版の旅行本の王道、Lonly Planet。 地球の歩き方は、メジャーな場所・モノをビジュアルに詳細に説明している一方で、Lonly Planet はマイナーな場所まで文章で詳細に説明しています。ハードなバックパッカーには必需品です。私も何度も助けられました。

ラオスで現地の人とコミュニケーションを図りたい人には必需品です。ラオスの一部の人は英語を話しますが、現地ではラオス語でコミュニケーションを図るのが一番です。長期滞在者の勉強用に利用している人もたくさんいますよ。
亀田 正人 ¥ 1,890
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